５月１日は、本校の開校記念日です。

毎年この日に合わせて、「開校記念日講演会」を開催しています。

講師を務めてくださるのは、学校のご近所に住まわれているＩさん（結出小おうえんたい）です。

Ｉさんは平成１３年から毎年続けてお話をしてくださっています。

今年がなんと２４回目といいますので、驚きです。

「学校ができたのが、明治１１年の５月１日です。」

「学校といっても今のような校舎や教室があったわけではなくって、みんなも知っているお寺さんのところにね……。」

具体的で詳しい話が続きます。

Ｉさんが小学校に入学したころは、全校児童が３００人を超えていて、学年別で遊ぶのが標準的なスタイルだったそうです。

Ｉさんから子どもたちへのお願いもありました。

一つ目は、校歌をしっかりと歌ってほしいということでした。

校歌には、校訓「進んで学ぶ　体をきたえる　人のためになる」が歌詞に入っており、結出小学校を誇りに思う気持ちを高める大切な時間だと教えてくださいました。

まさにおっしゃるとおりだと思いました。

二つ目は、家族から昔のことを聞くことでした。

３人の子どもたちのおじいちゃんやひいおじいちゃんたちは、実際に結出小学校の旧校舎で学んでいるので、そのころのことを、自分で直接聞くことが大切だと教えてくださいました。

Ｉさん、今回も大切なお話しをしてくださり、ありがとうございました。

今年が開校１４６年になります。

人間でいうところの１４６歳です。

１４６年の歴史の重みを感じる１時間でした。