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林健広先生との研修(授業&講話)

2025年1月18日 20時37分
林健広(たけひろ)先生(山口県優秀教員)による研修(授業+講話)三浦小学校と合同で開催した。
早朝2時に起きて山口県下関市を出発された林先生は、学校に到着して30分後に授業開始。
そんなことを微塵も感じさせないような明るい笑顔で授業スタート。
4時間目3・4年生国語の授業でした。
言語感覚を磨き、達意の文章を書く基礎を作る名詩・名文の暗唱」の授業です。
本校でも毎日使っている「話す・聞くスキル」を林先生も使われました。
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「つけたしことば」「早口言葉」「おーいこっちだよ」をテンポよく進めます。
先生のあとをついて読ませたり、交代で読ませたり、一人で読ませたりします。
先生と勝負だよ!!
あるいは、
どの先生とでもいいですから勝負していらっしゃい!
と参観者を巻き込みながら子どもたちをどんどん音読させていきます。
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後で林先生から解説があったので分かったのですが、
これほどまでに声に出して音読するのには明確な意図がありました。
リーディング研究と指導の第一人者であるジャンヌ S シャル の論文にあるReading Developement(読解力がどのように発達していくか)の中のStage2(2~3年生)はすらすら文章が読めるということなのだそうです。
それを、踏まえた上で「変化のある繰り返し」という手法によって何度も何度も読ませていたのでした。
AIも使いました。
AIが林先生の指示で「おーいこっちだよ」というせりふの言い方を工夫するのです。
AIに負けないように!
子どもたちはますますやる気になりました。
次は「春の朝」という金子みすゞ の詩の暗唱です。
まず、題名だけを書いて覚えさせました。
そして作者名をつけ足して
「○○くん、先生何て言うと思う?」
と尋ねます。
「???」
覚えてごらんなさいって言うんだよ」
子どもたちはいっせいに覚え始めます。
簡単です。
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あとは、少しずつ詩を付け加えていきます。
そして、子どもたちに尋ねます。
「先生は、次に何て言うと思う?
覚えてごらんなさい!!
「そうですね。」
先生の言葉が削られ、自然とヒートアップ。
先の展開をよむことで、子どもたちの活動のスピードが上がりました。
詩の全文を書いた後、それらをイレーサーで消すときのやり方がこれまた印象的でした。
がバーッとおおざっぱに消してしまうのです。
ところどころが見えなくなります。
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言えますか?
言えます!!
そこからの展開は想像にお任せします。
消されれば消されるほど、やってやろうじゃないの!っていう気持ちになっているようです。
結局どんどん子どもたちの活動がヒートアップしてどんどん覚えていくのでした。
漢字の学習は、「漢字を文化として」教えてくださいました。
止めができていない、はらいができていない!と目くじらを立てるのではなく、
一画一画に意味があるのだということを、学習活動を通して子どもたちが学んでいく授業です。
山、大などに始まり、クイズ形式ですが、単なる当てっこではないのです。
本校の4年生が大事なところで力を発揮しました。
お見事!
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人のを見てお勉強するのも大事
間違っていいよ
間違った方がいい
全部○なら学校に来なくていいんだよ
どれも子どもたちが安心できるような言葉かけばかりです。
しかも常に笑顔で話し掛ける林先生の前で、子どもたちは存分に力を発揮していました。
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■5・6年生総合的な学習の時間の授業です。
「愛媛の魅力を発信する」ということをテーマにして、今後子どもたちが取り組んでいくこととなる「探究型」の授業でした。
林先生が最初に提示してくださったのは「シンキングサイクル図」でした。
御自身が学校で実際に使っている実物を持ってきてくださいました。
かなり使い込んであることが、紙からも感じられました。
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情報を収集とはどういうことかについていろいろと話がありました。
ここから課題の設定の組み立てが面白かった!
まず「魅力度ランキング」で愛媛県は何位かということでした。
結果はなんと2位です。
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おおっ!!と沸きました。
次は、訪日外国人が知っている県のランキング
なんと45位!!
ええっ!!
なんでそんなに低いの??
と子どもたちの頭に?が飛んでいます。
さらに宿泊者数ランキング
こちらもかなり低いのです。
魅力度は高いのに、グッと低いものがある。
これじゃいけないよねという課題意識が子どもたちに芽生え、
何とかしたいよねとなっていきました。
こうしたことを進めながら、グラフの読み取りで大切な
① タイトル
② 出典
③ 年度
常に意識できるように細かくやり取りしていきました。
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林先生のようなやり方なら、子どもたちにも自然と頭に入っていくなと感じました。
みんなの脳みそ借りていいよ!
時間の見通しも自己調整能力
ゆっくりでいいんです
早い人もいれば遅い人もいるんだ。どれも個性なんだよ
この授業でも林先生が口にされる言葉は、常に安心できるものばかりでした。
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子どもたちはロイロノートを使って、資料を集め、ポスターを作っていきました。
林先生はさっきとは打って変わって、子どもたちの後ろに位置取ります。
画面が見えるようにです。
そして、子どもたちの中にもぐんぐん入って行かれました。
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自己選択しながら、教えてもらった情報収集の方法を様々に使い、作っていく。
そしてさらに次のシンキングサイクルへと進んでいく。
そんな発展性のある授業でした。
本校の6年生力を発揮し、先生から褒めてもらっていました。
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あっという間に終わった感じです。」
もっと授業を受けていたいと思いました。
子どもたちは楽しさ知的な学びとの両方を感じたようです。
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林健広先生、遠く愛媛県宇和島市まで来てくださり、ほんとうにありがとうございました!!

講話では、私たち三浦小・結出小の教員もみんなで探究型の授業について基礎から学びました。
子どもたちも教師もたいへん勉強になりました!!
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