浅井敬司先生による合唱指導 第1回目
2023年6月26日 21時38分本日、子どもたちに歌を教えに来てくださったのは、浅井敬司先生です。
音楽室で、お腹の横のところを手でつかむようにしている子どもたち。
何をしているのかと思いきや、息を吸うとそのあたりが膨らむかどうかを確認しているのでした。
「分かった!」
5年生の子が言いました。
2,3年生の子は、分かったような、分からないような、ちょっと不思議そうな顔をしています。
「歌のときの声としゃべるときの声は違うんですよ。」
「この歌でやってみましょう。」
そういって浅井先生がピアノで弾き始めたのは、「きらきら星」です。
「でも、これを普通に歌うのではありません。『ほ』で歌うんですよ。」
♪きらきら光る お空の星よ♪
ではなく、
♪ほほほほほほほ ほほほほほほほ♪
というわけです
ワンフレーズ歌うごとに、音が上がっていきます。
「まだいけるね!」
またまた上がっていきました。
「今度は、下げていきましょう。」
どんどん下がっていきます。
浅井先生のピアノの伴奏につられて、子どもたちは楽しそうに低い声を出していました。
口の開け方、口の中の使い方についても教えてくださいました。
ここまでで注意して取り組んだのは、
1 息
2 歌の声
の二つです。
これだけでも、ずいぶんと変わった気がします。
「今度はね、ここのところに息をぶつけるようにしてくださいね。」
そう言って、浅井先生は眉間のあたりを指しました。
またまた声の質が変わってきました。
「今みたいにすると、何が良くなる?」
浅井先生は子どもたちに問いかけます。
「何かがはっきりしてくるんですよ。」
「それはね、『言葉』です。」
この後も、子どもたちは浅井先生の世界にどんどん入っていきました。
「にじ」を歌ったり、リクエストコーナーで、「100%勇気」などを歌ったりしました。
あっという間の45分。
浅井先生、楽しい時間をありがとうございました。
また是非教えに来てください!