地元の施設、水産研究センターの見学
2023年7月11日 10時34分「真珠の養殖は、100年以上続いているんですよ。」
「お魚の養殖は、もう少し後になってから……。」
水産研究センターの松岡さんが、資料を使いながら説明してくださいます。
「愛媛ではマダイの養殖が盛んで、全国でいうと100匹いたら60匹は愛媛のマダイというくらいなんですよ。」
分かりやすいたとえで説明してくださいます。
他にも、タイマー設定で餌やりができる仕組みや、水中の鯛の様子を観察して餌やりのタイミングや餌の量を調整したりする仕組み、そういったことスマホでも確認できる仕組みなど、様々な工夫について教えてくださいました。
いろいろと説明していただいた後は、施設の見学です。
同研究センターの谷川さんもいろいろと解説してくださいました。
屋内には、水を紫外線で殺菌する施設や驚異的な成長スピードを誇るスマという魚の稚魚の水がありました。
屋外に出ると、たくさんのいけすがありました。
見渡す限りいけすという感じです。
「ここにいるのは、マダイですよ。ちらちら見えているのは、まじって入っているアジ。」
どうやら小さいうちに紛れ込んだらしいです。
マダイの稚魚への餌やりをさせていただきました。
人が歩くとそちらに寄ってくる感じです。
餌がもらえるのを既に知っているかのようです。
餌を投げ入れると、すごいスピードで大量の稚魚が群がってきて、あっという間に食べてしまいます。
2時間余りかけてたくさんのことを学ばせていただきました。
水産研修センターの皆様、ありがとうございました!
地元の施設で学んだことを、しっかりと日々の学習に生かしていきます。