午前5時間制の試行、
2023年9月19日 12時36分
■伝統行事に親しんだあと、今週から本校は午前5時間制の試行期間(~10月13日:金)に入りました。
午前5時間制というのは、簡単にいうと午前中に5時間の授業をし、午後は6時間目の授業のみを行う仕組みです。
この仕組みのメリット、デメリットについて教職員間で十分に検討し、教育委員会の指導も受け、保護者にも顔を合わせて十分に説明をし理解を得た上での試行期間入りです。
学校運営協議会の委員の方にも説明をし、本日より試行を始めたわけです。
朝8:15に教室を回ってみると、すでにどの教室も授業が始まっていました。
2年生は算数(繰り下がりのあるひき算の筆算)、5年生も算数(約数)を学習中。
集中して学習している様子が見て取れました。
■不審者避難訓練もありました。
今回は、正面玄関から入ってきた不審者に、校長が気付いて声を掛けるという設定です。
本校では、児童玄関は児童の安全を守る観点から施錠しています。
不審者は、校長室の前を通る以外に、校舎内に侵入することは難しくなります。
校長が声を掛けましたが、不審者はのらりくらりとはぐらかすような受け答え……。
そのうち刃物を出して威嚇し始めます。
不審者だと判断した時点(建物に許可なく侵入した時点で不審者です)で、非常通報装置のボタンを用務員さんが押しました。
このボタンを押すことで、警察の方々は緊急事態と判断し、結出小学校に全速力で向かってくださることになっています。
男性2名で時間かせぎをしている間に、児童は一つの教室に集まり教師の監督の下、立てこもりに成功しました。
教室の内側から全て鍵をかけ、さらに物の陰に隠れるところまできっちりできました。
体育館では、自分の身を守るための行動について具体的に教わりました。
下校中に声を掛けられたという設定で、ロールプレイングをしました。
① 逃げる(20m全速力で)
② 大声を出す
③ 防犯ブザーを鳴らす
声を掛けられ、ランドセルに手を掛けられた瞬間、二人ともすぐにランドセルを抜き捨てて逃げることに成功しました。
日頃からこうして訓練しておくことは、非常に重要ですね。
協力してくださったスクールサポーター二宮さん、遊子駐在所の本田さん、ありがとうございました。