予告なし避難訓練
2024年1月17日 17時11分
阪神大震災から29年目の今日、予告なしの避難訓練を行いました。
時間帯は昼休み。
3人の子どもたちがちょうど体育館にいるときでした。
「訓練、訓練……」
地震の放送です。
子どもたちは、先生たちの声を頼りに運動場に飛び出してきました。
運動場に出た子どもたちは姿勢を低くします。
「揺れが収まりました。」
今回は、先生たちが出張に出たり外出していたりして、誰も運動場に出てきていないという場面を想定しています。
それでも自分たちの命を自分たちで守らねばなりません。
「水源地(避難場所)まで逃げる?」
3年生の声で、3人は5年生を先頭に走り始めました。
途中からだんだん坂道になってきます。
それでも走るのをやめない3人。
時折後ろを振り返りながら、友達を気遣う5年生。
一生懸命についていく2、3年生。
4、5分ほど走って、ようやく水源地にたどり着きました。
(持久走練習の成果が出ました!)
歩いていくと8分ほどかかるところですが、約半分の時間でたどり着くことができました。
通常の避難場所はここ(水源地)なのですが、さらにその上に行くことができます。
もしものときに備えてさらに上に行ってみることにしました。
更に急な坂道を上がると、そこには下波西地区の皆さんの防災倉庫がありました。
「何としても逃げ延び、生きるのです。」
私が伝えたかったことです。