９月２１日（土）には、今年度２回目となる清家勲先生による陸上教室を開催しました。

参加したのは本校の３名だけでなく、三浦小学校から３名、蒋淵小から３名、そして城南中から２名、宇和町小から２名、宇和高校から２名のなんと１５名！

こうなると練習する結出小を始めとする小規模校の子どもたちのテンションも自ずと上がってきます。

棒を使った「いさお体操」に始まり、幾つものストレッチ、そしてジョグでのアップ。

アップの先頭を担当してくれるのは、今年のインターハイ800mで全国６位という宇和高校の先輩（遊子小出身）と、1500mで10月の四国新人大会にコマを進めるという宇和高校の先輩です。

愛媛県総体で800ｍ５位の城南中の先輩も一緒に走ってくださいました。

いやはやなんとも超豪華メンバー！！

子どもたちは先輩の背中を追いかけて、気持ちよくジョグで体を目覚めさせました。

そこからはスキップやギャロップに様々な動きを組み合わせての「動き作り」です。

この基本的なことの繰り返しが、体のいろいろなところを刺激してスムーズに体を動くようにしてくれているのかもしれません。

「〇〇くん、リズムに乗って、いいじゃないか！」

「初めての子は出来なくていいんだよ！」

「おお、それでいいよ！！」

この間、清家先生は常にプラスの言葉掛けを続けてくださいます。

ちょっとしたことですが、確実に子どもたちの励みになっています。

感情的に怒ったり叱責したりすることはもちろん、嫌味っぽい言葉も一切ありません。

これこそ、指導者の心すべきことです。

清家先生の地元である宇和での指導を何度も拝見してきましたが、実に温かく細やかな心配りで、どんどん子どもたちのやる気を引き出していく感じです。

一人一人の子どもを大切にし、無理させることなく運動を大好きにさせていく清家先生の指導は、この後もどんどん続きました。

ラダーを使っての動き、玉入れ、縄跳び。そしてリレーなどいろんなことに取り組ませながらの運動タイム。

ラダーを使っての難しい動きでは、常に先頭で手本を見せてくださる城南中の先輩の動きがキレッキレで、とってもかっこよかったです！

いいお手本があっちにもこっちにもあるので、後に続く小学生の子たちも先輩の動きを一生懸命にまねしていました。

そんなわけでまさにあっという間の２時間となりました。

今年度ももうすぐ折り返し地点ですが、年度末までにもう何回か、清家先生に教えに来ていただきたいなと思っています。

ご指導くださった清家勲先生、遠くから教えに来てくださった皆さん、練習に参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました。

みんなで運動することで、さらに楽しく人生が豊かになってきますね！