清家先生の陸上教室(3回目)
2024年3月10日 17時51分
町の方では小雨が降っていましたが、下波では晴れ。
西予市から清家勲先生をお招きしての陸上教室を開催しました。
本校の3人だけでなく、お隣の遊子小から5人、清家先生の陸上クラブから3人(小学生1人、中学生2人)、そして遊子小出身で全国レベルの中・長距離のランナーである高校生も参加してくれました。
いつもの勲体操をした後、軽くジョグに入ります。
先頭を走ってくれるのは中学3年生の二人です。
ペースを考えて走ってくれるのがうれしいです。
5年生のすぐ横を高校生が走ってくれています。
低学年の子も、無理なくついていける速さです。
早速いろいろな動きに挑戦です。
踏んでも痛くないようなロープを使って、ケンケンパの動き。
ラダーを使って、様々なステップをしていきます。
隣のコースでは、腕を広げたり閉じたりしながら軽快に走っています。
この場面一つとっても清家先生の指導は場の設定が違います。
体力や運動能力の違いに応じたコースを選べるようにしてくださっています。
そして、子どもたちを褒めたり励ましたり驚いたりしながら練習を進めていきます。
それにしても、中高生は動きの切れが違います。
見ている方が思わず「かっこいい!!」という声が出てしまいます。
結出の3人も負けてはいません。
以前清家先生に教えていただいた練習方法を学校で取り入れているので、上手にできるようになっています。
清家先生からも褒めていただきました。
教員も、清家先生からしっかり指導法を学んでいるわけです。
ボールを使って遊びの要素を取り入れながら体を動かしています。
大谷選手からいただいたグローブも登場です。
やり投げの動きにつながるジャベボールというものも使わせていただきました。
この後、さらに野球のバットでのノックやテニスラケットでのノック?で楽しみました。
練習も最終段階。
清家先生が設定してくださった1周あたりのタイムに合わせて走ることにも取り組みました。
各グループの先頭は、中高生が務めてくれます。
最高のペースメーカーです。
「1周、34秒!!」
清家先生が声をかけてくださいます。
「1周、35秒!!」
一緒に来ていた保護者の方も手伝って声をかけてくださいます。
「しんどいけどがんばって追いついて! 1周 39秒!!」
清家先生は少し遅れ始めた小学生に明るく声をかけられます。
どんどん走っていく子どもたち。
「34秒、ピッタリ! 今から4回目!」
回数が分からなくならないように、ちょっと言葉を添えられる清家先生。
「後ろの二人休んで! わざと休んで。」
しんどそうな二人に声をかけ、休む時間を確保。
そして、そのグループが再度スタート地点にかかる少し手前に差し掛かった時に、清家先生は再度声をかけます。
「治った?」
休んでいた二人はうなずきます。
「お姉ちゃん(中学生)と○○ちゃん(1年生)の間に入って!」
促されて、間に入っていく二人。
「後ろの二人は、休んでいいよ!」
清家先生は、オーバーワークにならないように、他の子どもたちにも声をかけてくださいました。
ダウンとなるジョグをして、2時間の楽しい練習はあっという間に終わりました。
最後にみんなで一言ずつ感想を発表し合いました。
難しいのもあったけど楽しくできた
またいっしょにやりたい
また来たい……
など前向きな言葉がたくさん聞かれました。
学校や学年、そして住んででいる地域を越えてこうして一緒に練習できる楽しさ、ありがたさを改めて感じました。
参加してくださった子どもたちみんなに感謝です。
そして何より、秋から3回に渡って御指導くださった清家先生ありがとうございました。
来年度もまた御指導いただきたいです!