楽亭じゅげむさん!!
2024年6月27日 14時18分「ええやん!!」
親指を立てて思いっきり笑顔で相手を受け入れるしぐさで、みんなが一気に明るく楽しい雰囲気になりました。
教えてくださったのは落語教育家である楽亭じゅげむさん。
じゅげむさんは、26日(水)、三浦小学校にコミュニケーション力向上事業の一環として来てくださいました。
「人を喜ばせる笑いについて考えてもらいたい」(文責 信藤)というメッセージとともに始まった講座。
「まず芸名を考えましょう! ○○亭○○○っていうふうに作るんです。」
子どもたちは思い思いの楽しい芸名を付けていきます。
もちろん、いっしょに参加している大人たちも付けます。
「どちらが落語でしょうか?」
じゅげむさんが二通り見せてくださったのは、
「のび太がジャイアンと……と」ひたすら語っていくタイプと、
「おい、のび太!!」と会話で話が進んでいくタイプです。
「タララッタラ~ン どら焼き!」
ドラえもんの秘密のポケットからでてくるどら焼き。
何度も何度も繰り返される「タララッタラ~ン どら焼き!」に子どもも大人も大爆笑です。
(もちろん会話のタイプが落語です。)
■目の前にどら焼きがあるとしてのグループワークもありました。
「うわっ、なんだこのどら焼き!」
中身がビローンと伸びるしぐさをしています。
「中に入っているのは何でしょう?」
「チーズ!!!」
どら焼きの中にはあんこではなく、思い思いのいろいろなものが入っていると想像して、みんなで楽しみます。
子どもたちは前に出て座布団の上に出て、思いっきり演じます。
「まーってました~!!」
終わって頭を下げると、
「よーっ、日本一!!」
と声が掛かります。
これもじゅげむさんが教えてくださいました。
いつの間にか会場中のみんなは、じゅげむさんのプロデュースする笑いの渦の中に巻き込まれていました。
■注文されたうどんを作る人と食べる人とを想像の世界で演じる場面もありました。
本校の6年生も三浦小の4年生の子とペアで演じます。
「きつねうどん、くださ~い!」
「は~い。七味いっぱい入れよ。」
「きつねないからトンカツ入れよ!」
「麺はないからこんにゃく入れよ!」
4年生が作る様子を心配そうな表情で見守る6年生。
これもきっちり芸になっています。
出されたものをいよいよ食べ始めます。
「辛っ!!」
喉を押さえて思わずゲホゲホとせき込む6年生。
あまりにうまい二人のやり取りに、これまた大爆笑!!