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みんなで運動!
2024年2月29日 08時28分毎週水曜日の午後は、ITスタジアムへの挑戦や集会活動を行う日です。
ITスタジアムの締め切りが終わってしまったこの日は、みんなで運動場を走りました。
相変わらずとっても元気に走る3人です。
5分間走を楽しみました。
運動が大好きな3人は、このごろ二重跳びの記録もどんどん伸ばしていたりします。
走った後は、全員でサッカーを楽しみました。
先生たちにも遠慮なくパス!!
どんどん体を動かして鍛えます!
授業風景
2024年2月28日 09時54分久しぶりに冷え込んだ朝、結出小でも気温が2℃ほどでした。
そんな朝でも子どもたちはとっても元気です。
落ち着いて学習しています。
もちろん廊下はピッカピカ!
■2年生 算数
教科書を用いて復習問題に取り組んでいます。
教科書に図をかいて考えているのが分かります。
言葉を正確に理解し、一目でわかるように工夫しています。
■3年生 漢字の復習
プリントを用いて漢字の復習をしています。
送り仮名を正確に覚えておくためにどういった工夫があるのかについて、先生と話しをしています。
■5年生 社会 森林のはたらきについての学習
世界自然遺産にもなっている白神山地を取り上げています。
先生が森林のはたらきについて、教科書の説明に加えてさらに詳しい解説をしていました。
ワックス掛けで学校がさらに明るくなりました
2024年2月27日 05時56分いよいよ廊下のワックス掛け当日です。
この日に向けて、少しずつ廊下のワックスをはく離剤ではがしてきました。
専門業者であるマコトビルサービスの方が二度も足を運んでやり方を御指導くださったおかげで、ずいぶんきれいにはがせました。
ありがとうございます!
そして本日。
結出小おうえんたいの皆様の有志が集結!
第1次作業。
まず雑巾で表面のほこりを拭きとっていきます。
子どもたちも加わって、徹底的に拭き上げていきます。
1、2階を、2回ほど雑巾掛けしました。
第2次作業。
表面が乾いたら、ワックス掛け作業に入ります。
二人組になって3か所に分かれ、どんどん掛けていきます。
全員が1階の職員室に戻ってくるように通り道を残しながらワックスをかけていって完了。
ワックスが乾くまで、ちょっと一休みして……。
第3次作業。
ワックス掛けの2回目です。
ワックスを何層にもすることで強度が増すそうです。
これもマコトビルサービスの方に教えていただきました。
二度目は更に作業の速度が上がり、一気に仕上げました。
作業開始から約2時間で全ての作業を完了し、廊下はピッカピカになりました。
作業方法について御指導くださったマコトビルサービスの皆様、ありがとうございました!
そして、ワックス掛けに力を貸してくださった結出小おうえんたいの皆様、本当にありがとうございました!
おかげさまで、子どもたちの学校が以前にもまして明るくなりました!
「話す・聞くスキル」の暗唱テスト
2024年2月26日 10時57分本日、第一回目の暗唱テストを行いました。
春からずっと続けてきた音読教材「話す・聞くスキル」。
ずいぶんみんなスラスラ言えるようになってきています。
そこで、校長先生の前での1対1の暗唱テストを始めたのです。
この暗唱テスト、すごく厳しいです。
よどみなくスラスラ言える状態でないと合格しません。
2,3,5年生がそれぞれ自信のあるところで挑戦しました。
が、しかし……。
1回目は、3人とも残念!!!
2回目の挑戦も3人ともだめかと思っていたところ、3年生が「寿限無(落語)」で合格を勝ち取りました。
おめでとうございます!!!
来週まで腕を磨いて、また挑戦してくださいね!
そういえば以前来てくださった教育アドバイザーの椿原正和先生がおっしゃっていました。
「緊張したときに、成長する」って。
校長先生の前でこうやってテストを受けるって、緊張しますよね。
3人とも、確実に成長しています!
今年度最終の参観日
2024年2月20日 16時39分■2・3年生
できることがどんどん増えて、成長している2、3年生は、毎朝『話す・聞くスキル』という音読教材に取り組んでいます。
そのワンシーンの紹介です。
「てんぐのうちわ」という作品を行ごとに読んでいきます。
先生と交替で読んだり、3人でアイウと3つのパートに分かれて読んだりしています。
3年生は、なんとこの『話す・聞くスキル』でいくつもの作品を暗唱しているそうです。
それを披露する時間もありました。
百人一首を暗唱する姿には驚きました。
こうした名詩、名文をたくさん暗唱することで、言語感覚が磨かれていきます。
2年生は、二重跳びの技を披露していました。
4月には、1回できて大喜びしていたのを覚えています。
それが今ではなんと最高記録25回!!
今回も実際に20回以上跳べるところをご覧いただきました。
この後は、子どもたちが作ったかるたで遊んでいただいたり、一緒にかるたを作っていただいたりしました。
■5年生 算数
プログラミング的思考について学んでいました。
タブレット端末を使って、正方形をかくプログラムを組んでいます。
4cm進む。
90度左に曲がる。
4cm進む。
90度左に曲がる。
4cm進む。
90度左に曲がる。
4cm進む。
どうやらこれでできるようです。
プログラミングは、順次、分岐、反復という3つの考え方が基本です。
ここでも、担任の先生が同じことが繰り返されていることについて取り上げていました。
この考え方で、正五角形、正六角形……とどんどん図形をかいていました。
今年度最終の参観日にお越しいただいた皆様、ありがとうございました!
ワックスがけに向けて
2024年2月20日 12時52分2月26日(月)のワックスがけに向けて、廊下の古いワックスをはがすなどの準備をしています。
はく離剤を広げてしばらくおき、その後ポリッシャーを使って磨き上げます。
ポリッシャーの入れないところは、手で磨き上げます。
この日は、結出小おうえんたいのSさんが来てくださいました。
そして、用務員さんと二人で普段なかなかできないトイレの入口を磨き上げてくださいました。
何十年間もの汚れがあり変色していて完全には元に戻りませんが、ずいぶんきれいになりました。
Sさん、本当にありがとうございます!
川滝小学校とのオンライン交流 ~話合い活動~
2024年2月20日 07時00分本校児童3人は、3月5日(火)に四国中央市立川滝小学校を訪問し、交流学習をする予定です。
その際にどういった遊びをするかについて、話合い活動をしています。
校内ではごく少人数なので、なかなか話合い活動が成立しにくいのですが、川滝小学校の子どもたちとZoomでつながれば話合いができます!
「〇〇さん。」
3年生が立ち上がります。
「はい! ぼくは、ドッチボールをおすすめします。理由は、ボールをいっぱい人に当ててみたいからです。」
「おおーっ!」
(画面の向こうで拍手!!)
2年生も手を挙げました。
「わたしも、ドッチボールに賛成です。ボールをよけたり当てたりしたいです。」
5年生の教室でも話合いをしています。
「ドッチボールの中でもアメリカンドッチボールという種類のものがあるんですけど……。」
「教えてくださーい!」
「アメリカンドッチボールは外野がなくて、当たったら敵のチームに加わります。」
というわけで、画面の向こうにいる友達や先生たちと話合いが行われました。
ICTを使えば時間と距離を一気に縮めることができて、とても便利です。
交流の回数を積み重ねるほど、3月5日(火)のリアルな交流が楽しみになっています。
教育アドバイザー(学力向上)椿原正和先生の研修会(遊子小との合同研修)
2024年2月16日 15時16分本校の教育アドバイザー(学力向上)である椿原正和先生(熊本県NPO教授法創造研究所理事長)をお招きしての研修会。
今年度4回目(うち1回はオンライン)の研修はお隣にある遊子小学校との合同の研修会として行いました。
■4時間目 1~4年生 国語 音読など基本的なことを確認する授業
「持って見せてください。」(以下、文責 信藤)
そう言って、椿原先生は立っている子どもたちに、鉛筆の芯を上にして見えるように持たせました。
「合格! 合格!! 合格!……。」
全員が合格となりました。
机の上のどの位置に鉛筆を置くのかを図で示し、
「では、赤鉛筆を出します。」
と指示。
同様に消しゴム、定規も確認されました。
椿原先生によると、これらはアセスメント(児童の状況を客観的に分析する作業)なのだそうです。
持ってきているかどうか。
鉛筆の長さはどうか。
芯は研いであるか。
ものさしや消しゴムはシンプルなものか。
それらから子どもたちの状態を的確に見抜いていくのだといいます。
スクリーンで自己紹介の仕方の型を示されました。
① 私の名前は( )です。
②( )小学校の○年生です。
③すきな(食べ物・動物・スポーツ)は( )です。
④よろしくお願いします。
自分に合った言葉を入れ、確実に自己紹介ができるようにしているのです。
使われているフォント。
文字の大きさ。
( )にしている部分と選択できるようにしている部分の違い。
行の頭に番号を打ってあることなど、この表示されたコンテンツ一つとっても学びがたくさんありました。
『話す・聞くスキル』の「付け足し言葉」のプリントを配ったあと、この時間に扱う部分を示し、赤鉛筆と定規で囲ませました。
この囲ませ方一つとっても実に多くの要素が見て取れます。
まずどこに線を引かせるか。
定規の持ち方をどのように教えるか。
初対面の子どもたちも指示を確実に理解しながら素早くついていきました。
一通り囲ませた後、椿原先生は子どもたちにプリントを持ってこさせました。
かなり早い段階での丸付けです。
低・中学年の子どもたちは、椿原先生から○をもらうことで一気に安心したように見えました。
「先生の後について読んでください。驚き桃の木さんしょの木。」
「驚き桃の木さんしょの木」
「今の口の2倍開けてください。」
ここで椿原先生は言葉だけの指示ではなく、実際に大きな口を開けてやって見せました。
口を開けることによって声の調子が変わることが明確に分かります。
「口を開けた方が脳にぐっと刺激が入るんです。」
なぜそうするのかを短い言葉で説明する椿原先生。
こうしたちょっとした場面での趣意説明が絶妙です。
子どもたちを前に出したり、列で指名したり、読ませる部分を行ごとに交代したり、上下で分けたり、それを入れ替えたりするなど、様々な読ませ方をしていきます。
気が付くと暗唱できるレベルになっていて、子どもたちは楽しくてたまらない雰囲気になっていました。
変化のある繰り返しによる熱中です。
子どもたちの声は、授業が進むにつれて大きくなっていく感じがしました。
この後、『スイミー』のある場面を用いて、主語と述語の関係について考えました。
○で囲んで線で結ぶ作業をしながら、視覚的に内容が整理されていきます。
ここでも、いきなり囲ませるのではなく、一度指で押さえさせてそれからの作業です。
エラーしないですむから子どもたちは安心でした!
リズムとテンポのある授業の中で遊子小と結出小の子どもたちはどんどん声を出しながら、授業の中で活躍していきました。
■5時間目 5・6年生 国語 全国学力・学習状況調査 令和4年度 大問3「6年生としてがんばりたいこと」
大問3の中にある記述式問題は、正答率が37.7%(公立小学校)という難しさです。
「あなたが島谷さんなら」という設定で答えを書かせる問題。
中学校でよく見られていた「あなたが○○なら(どのように書くか)」という問い方、いわゆる「あなたなら」問題が、今は小学校の問題にまで下りてきているのです。
全国学力・学習状況調査の問題は、国家的な課題を踏まえて作られているので、記述式問題一つにも、これからどいうった力を付けていかねばならないのかということが見て取れます。
さて、この記述式問題には、条件が3つあります。
そのうち3つ目の条件が、「60字以上、100字以内にまとめて書くこと」というものなのですが、ほとんどの子たちはその文字数に気を取られてしまい、肝心の前2つの条件を正確に踏まえて書くことができないのだそうです。
全国学力・学習状況調査の結果分析からも、条件が1つならそこそこできるのですが、条件が2つになるとぐんと正答率が下がっているということが分かります。
子どもたちはこの二つの条件を正確に理解し、正確に処理しなくてはなりません。
しかも、「限られた時間の中で」です。
椿原先生によると、日本の先生たちの授業はとても質が高く、子どもたちにも力が付いているといいます。
それを限られた時間の中で発揮するためのスキルが十分でないために、正しく答えられないということなのだそうです。
先生の言葉を借りるなら、「情報を処理するスキル」が不足しているといえます。
その「情報を処理するスキル」が、○で囲んだり線で結んだりする作業だという位置付けなのです。
その作業をすることで、見えなかったことがクリアに見えてくるから不思議です。
(学習指導要領にも本文中に書かれています。)
余談ですが、椿原先生はこうした指導法を、特別支援学級の子どもたちや勉強が苦手だという子どもたちからいくつものヒントをもらいながら開発、改善してきたのだといいます。
つまり、自分の授業の足りないところは子どもたちが教えてくれたというのです。
この考え方、本当に勉強になります。
そんなわけで、遊子小・結出小の子どもたちは本文の大切なところだけを読んだり指で押さえたり、○で囲んだり線で結んだりといった作業を繰り返していきます。
そうすることで、大量の情報の中から必要なものを見つけ出し、確実に答えを見つけ出していったのです。
一度や二度やっただけで、この情報処理スキルを身に付けたとはいえないと思いますが、遊子小・結出小の子たちなら何度か練習する中で確実に身に付けられると思います。
大人になっても役に立つこの情報処理スキルを、しっかりと身に付けておくことをお勧めします。
■講話
子どもたちが下校した後、2校の教職員が集まって、椿原先生から90分間お話をうかがいました。
テーマは、「年度末から伸ばす全国学力・学習状況調査の結果を踏まえた次年度準備、次年度の国語授業開きに備えるためのポイント」です。
2つのテーマとも、私たち教職員が授業力を高めることで、子どもたちに学力を付けていこうとするものです。
2校の教職員はときにうなずきながら、ときにメモをとりながら、濃密な時間を過ごしました。
全ては子どもたちのために!!